巨大な全知全能の宝石

プロコース

昔、昔、薄紫色の霧が立ち込める静かな魔法の森のなかで、魔法使いが住んでいました。

ある日、魔王は、地球🌏の民を動物から人間へと目覚めさせ、神聖パワーを覚醒する魔法の宝石の種を植えました。

ある日のちょうど、お城🏰の真上に朝日が昇った朝、魔王は静かにお妃様に言いました。

「そろそろ、意識を目覚めさせるときが来ました。宝石💎も大きく育った頃だろう。見に行くとするか?」

聖なる泉に向かうと、そこにはムクムクと虹色に輝くクリスタルの柱が育っていました。

魔法使いたちは、霧のヴェールに包まれた聖なる泉に集結して、そのパワーが静かに渦を巻いて広がっていくのを目にしました。

その虹色のクリスタルは、小さな種から、愛と調和と宇宙の叡智を授かり巨大化していました。

その巨大なレインボークリスタルは、全知全能の石として、静かに光を放ち、存在そのものが神秘をまとって輝いていました。

「なんと巨大で美しい全知全能の石だろう。」

魔王は感動して静かに息を漏らしました。

「実に神秘的で綺麗な光景です。」

妻である魔女は微笑みました。

魔王が、両手を石に添えて、月のパワーを使って、静かに引き抜こうとするが、全知全能の石は根源的な力を秘め、動きませんでした。

「存在そのものが抗うかのようだ…。」

魔王は、おかしいな?と首をかしげました。

その姿を見た妻のお妃様がそっと彼の腰に手を添え、一緒に静かな力を込めるが、石は微動だにしませんでした。森がざわつきました。

「私の力だけでは、非力で難しいようです」

お妃様は、諦めて、ドラゴンに合図をしました。

ドラゴンが火を吹いて叫びながら3つの力を合わせて全知全能の石を引き抜くものの、石はまるで世界の真理を守るかのように動きませんでした。

「どうしたことか‼️ ドラゴンパワーを使っても、まだ、なお動かぬか…」

お妃様は、ますます、首を傾けて、クリスタルの後ろを覗き込み、その先にいた錬金術師に目配せしました。

これで、全知全能の石は抜けるでしょう。なぜなら、錬金術師は魔法陣を持っていたからです。

魔王、お妃様、ドラゴン、錬金術師――4つの力を1つにすれば、大抵の願いは叶うものです。しかし、この全知全能の石は悠然とその存在を守り続け、びくともしませんでした。

おかしいわね。お妃様もクビをかしげました。

「不可能は可能になる」

お妃様は、次に、黒猫に目配せをしました。

黒猫は魔術🪄の扉を開く金の鍵を持っていたからです。

これでやっと動かせるでしょう。しかし、5つの力を再び力を合わせてもなお、全知全能の石は静かな抵抗を見せました。

全知全能の石は、もはや、宝石ではなく、まるで、人のようだ❗️とお妃様は思いました。

すると、お妃様の肩の上に、一粒の小さなお水のしずくの妖精が飛んで来ました。

しずくの妖精は月の光に照らされながら、くるくると周りながら水の光を放ちました。

「これが我々の最後の試みかもしれない。」

お妃様が静かに妖精🧚に望みを託すと

魔王、お妃様、ドラゴン、錬金術師、黒猫、しずくの精霊🧚――すべての存在が一丸となり、深い意識を合わせた瞬間、空が光り、雲の扉があき、宇宙の光りが降りて来ました。

すると、全知全能の石はまるで宇宙の理を認めるかのように静かに自分自身だけで、大地から抜けて浮かび上がりました。

「ついに動いたわ…。」

魔女は安堵の笑みを浮かべました。

「一体何がこの奇跡を引き起こしたのか?」

魔王が問いかけました。

錬金術師は静かに目を閉じて静かに深く聖域の空気を吸いました。

「しずくという小さな存在がひとつ加わることで世界の理が変わる。それが答えなのだろう。」

月、木、火、土、金、水のエネルギーが集結し、宇宙からの光りが太陽パワーとして降りて来たのです。そのため、カチカチに固まっていた土が柔らかくなり剥がれて、全知全能の石は自由を得ました。

皆は静かな感動を胸に、その巨大な全知全能の石を囲って円陣を組みました。

さぁ、いよいよ、これからが本番です。地球🌏の民を動物から人間へと目覚めさせ、神聖パワーを覚醒するタイミングが来ました。

「命とは不思議なもので、終わったかと思えばまた新らしい命が生まれてくる。同じように物語も終わったかと思えば、また、新しい物語が始まる。」

魔王は言いました。

「だからこそ、成長というのは素晴らしく変化の連続の選択の結晶である」と。

彼らの目の前には、夜空に広がっているたくさんの星の向こうに、地球🌏の民の1人ひとりが見えていた。

さぁ、動いて未来を変えていこう‼️