「ネガティブな性格で生きづらい」
「自分をダメ人間だと思ってしまう」
「そもそも人付き合いが苦手」
・・・などなど
自己肯定感が低いことが原因で生きにくい。
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな方が自己肯定感で悩まなくなり、なりたい自分にどんどん近づいていける方法をお伝えします。
実は、自己肯定感は「高める方法を知る」だけで、誰でも高めることができるのです^^
この記事では、
- 自己肯定感とは何なのか?
- 自己肯定感を高める方法・考え方
- なりたい自分になるための5ステップ
をわかりやすく説明しています。
はじめまして。
Aspee編集部の「みこ」と申します。
私は元々、自己肯定感が低くて、人間関係がとっても苦手でした。
どんな人と会っても、人見知りで 誰かと関わり合うことにいつも不安を感じていました。
ですが、自己肯定感について学び、自己肯定感を高めることができたおかげで、今ではリラックスして人付き合いができるようになりましたし、人見知りもほぼしません!
どのくらい人見知りをしないかというと、初めて入った建物で、掃除のおばちゃんと「今日は雨だからお掃除大変ですね。いつもご苦労さまです!」と会話をするぐらい。
初対面の人ですよ。
過去の私では考えられません。笑
人って変わるんですね^^
この記事を読んでいる読者さんの中にも、もしかしたら、今、自己肯定感が低くて悩んでいる人がいるかもしれません。
でも、安心してください。
自己肯定感は誰でも高めることができます。
この記事では、私が 自己肯定感を高めるために 実際に試してきた方法や考え方をわかりやすくお伝えしています。
読んで頂いた後は、きっと、あなたの自己肯定感が変化していくのを感じて頂けると思います^^
それでは、さっそく本題へと入っていきましょう。
自己肯定感とは?
自己肯定感を高める方法をお伝えする前に、まずは、自己肯定感とは何なのか?からお伝えしていきます。
自己肯定感が低くて悩んでいる人の中には、そもそもの自己肯定感とは何なのかをちゃんと知らない人(または勘違いしてる人)が多いです。
私もその1人でした..^^;
間違った解釈をしていました。
まずは、カンタンに自己肯定感の仕組みを理解しましょう!わかりやすく解説していきますので、気を張らずにリラックスしてお読みください^^
自己肯定感とは「どんな自分も受け入れる気持ち」のこと
自己肯定感とは、自己を肯定する感(気持ち)、
ズバリ「どんな自分も受け入れる気持ち」のことです。
「 自分自身を受け入れましょう。
あなたは、あなたのままでいいのです。」
自己肯定感について調べて、この記事にたどり着いた皆さんであれば、もしかしたら、上記のような言葉を耳にされたことがあるかもしれません。
そう言われても「自分自身を受け入れるってどういうこと?」となかなかピンとこない人もいるかと思います。
そんな人は、まず「自分が、自分自身についてどう考え、どう感じているか」を意識してみましょう!
例えば、会社員のあなたが、上司から叱られたとします。
(あなたが学生さんでしたら、学校の先生から叱られたと想像してみてください。)
みんなの前で叱られたあなたは、どんなことを感じていますか?
- あ~また失敗しちゃった
- 何をやっても、私はダメだわ
- なにも、皆の前で叱らなくてもいいじゃない
- もう恥ずかしくて、この場から逃げたい
- みんなの顔をまともに見られない..
- 上司(先生)のことが許せない!
… などなど
いろいろな感情が出てきますよね?
どんな自分も受け入れるとは、これらの感情をありのままに把握するということなんです。そう、自分の感情に「気づく」だけでいいんです。
ひょっとして、
自分の感情を知るのが怖いですか?
わかります。
私も怖いなぁ..と感じたことがあります。
自分の感情にちゃんと向き合う(知る)と、
- 自分が思ってる以上に、
ネガティブな感情を持っているかもしれませんし、 - 自分が思ってる以上に、
小さなことで怒りを感じているかもしれませんし、 - 自分が思う理想の自分じゃないかもしれません。
ですが、そんなあなたは合格です!
「自分の感情を知るのが怖いと感じている」
そのことに気づけたので^^
「自分の感情をちゃんと知る」これは、自己肯定感を高めることができる第一歩なのです。
- 自己肯定感とは「どんな自分も受け入れる気持ち」のこと。
- 上記の例で挙げたように、まずは『自分の感情に気づくこと』は自己肯定感が高まる第一歩。
自己肯定感の反対の言葉は自己否定感
自己肯定感をさらに理解するために、自己肯定感と反対の意味である自己否定感について考えてみましょう。
自己否定感とは、文字どおり自分を否定し、認められない状態のことをいいます。
例えば、
- 同僚と比べて、私は営業の仕事ができないからダメだ。
- コミュニケーション力がないから、彼に嫌われるのでは..。
- 努力していない私は、認めてもらえないのでは..。
- こんな風に考えてしまう私は、ズルいのでは..。
などなど。
こんな風に感じてしまうことってありませんか?
これらの感情は、自分を否定していることがわかりますね。
こういうときの私たちは、他人の目で自分を見て、自分の勝手な想像や思い込みによって自分に評価を下しています。
しかも、このときの他人って、超完璧な人(スタイル良くて、美人で、おしゃれで、優しくて、性格良くて、仕事ができる人気者・・・)だったりします。(笑)
なので、めちゃくちゃ自分に厳しい。。。
私たちは、一人ひとり舞台(ステージ)が違います。
あなたには、あなたの舞台があります。
ですので、誰かと比較しなくても良いのです。
ちなみに、『自己肯定感が高い』とは『自己否定をあまりしない』ということでもあります。
あまりに自分を否定していると疲れてきますよね?
肩肘張らずに、リラックス、リラックスです❤
- 自己肯定感の反対の言葉は自己否定感。
- 『自己肯定感が高い』とは、言い換えると、『自己否定をあまりしない』ということ。
自己肯定感と自信は違うもの
自己肯定感 と 自信 は 違うモノです。
「あの人は自信がないから、自己肯定感が低い」
これは間違った解釈ですので注意してください。
「自信がない」としても「気づき、受け入れる」ことができる人は「自己肯定感が高い人」です。
もう少しわかりやすく『自己肯定感』と『自信』との違いについて解説しますね。
例えば、あなたは学校のテストを受けるとしましょう。
「今までしっかり勉強してきたし、きっと85点はとれるだろうから大丈夫」
って思えるのは、自信がある人です。
しかし、勉強してきた範囲以外が問題に並び、結果が0点だったら、確実に落ち込み、自分を責めてしまいますよね?
そう、これが前項でお伝えした自己否定です。
あれれ?
自信がある人が、落ち込んで 自己否定をしちゃう なんて、何かおかしい。そんなことあるの??と思いませんか?
『自己肯定感』と『自信』は違うモノですので、このように自信がある人が自己否定をしてしまうパターンもあり得ます。
では、先ほどのテストの場合、
自己肯定感が高い人はどう感じるのでしょう。
自己肯定感が高い人は、
- 仮に0点でも大丈夫って思っています。
- 勉強する範囲を間違っただけ、と1つの経験として捉えます。
- 次こそは、100点とるぞ~って意欲さえあります。
このように、自信とは、自分の能力や知識、または経験によって得た価値観であり、自己肯定感とは別モノです。
ですので「自信がない」から「自分はダメだ」と 自己を否定する必要はありませんよー^^
- 『自己肯定感』と『自信』は違うもの。
- 自己肯定感とは「どんな自分も受け入れる気持ち」のこと。
- 自信とは「自分の能力や知識、または経験によって得たもの」を信頼すること。
- なので「自信がない」=「自己肯定感が低い」ではない。
自己肯定感は、誰でも高めることができる
- 自己肯定感とは「どんな自分も受け入れる気持ち」のことです。
- そして、自己否定感と反対側にあるもので、自信の土台となるものです。
このことが理解できたあなたは、
すでに自己肯定感が高まりつつあるはずです。
「私は自己肯定感が低いからダメな人間だ」と思っていた方は、自己肯定感は誰でも高めることができる、ということを知れただけでもプラスではないでしょうか?^^
まずは自分と向き合ってみましょう。
あなたは、あなた自身について、どう考え、どう感じていますか?
どのように思い、感じていても、
「今、私は、○○って感じているな」と認識するだけでOKです。
気づいて終わりです。
ネガティブなことや、自分を否定する気持ちだったとしても、
- 「あっ、ネガティブなこと考えていたな」
- 「今、自分を否定してしまったな」
と気づくだけでOKです!
くれぐれも、それを何とかしようと考えないでくださいね。
- どうしてネガティブに考えてしまったのだろう
- 何を否定しているのだろう
- どうやったら否定しなくなるのだろう
なんて考えないようにしましょう~。
自分の感情に気づいて終わり。それで良しです。
これでしたら誰でも出来そうですよね^^
詳しい『自己肯定感を高める方法』は後の項目でじっくり解説してますので、ご安心ください^^
まずは、自己肯定感は誰でも高めることができる、ということを知れたことが大きいです。
自己肯定感が高い人と低い人の違いとは?
自己肯定感を高められそうな気持ちになってくると実際に、自己肯定感が高い人って、どんな人?自己肯定感が低い人とどう違うの?って、思いませんか?
ここでは、自己肯定感が高い人の特徴と低い人の特徴をまとめてみました。
あなたの周りにも、自己肯定感が高い人はいっらっしゃるはずですので、この項目を読んでみて、周りの人をチェックしてみましょう^^
「あ、この人、自己肯定感が高いんだ!」と新たな気づきも生まれますよ。
自己肯定感が高い人の特徴
まずは、自己肯定感が高い人の特徴から見ていきましょう。
「私は私のままでいい」と思っている
自己肯定感の高い人は、自分で自分のことが評価できている人です。ですので、他人からの目線で自分を評価することをしませんし、他人からの評価も気になりません。「変わっているね」と言われても、さほど気にしないでしょう。
上手くいかないことがあっても、「こんなこともある」と思い、自分を責めることがありません。沖縄方言「なんくるないさ~」のように「大丈夫、自然とあるべきようになるものだから、なんとかなるでしょう」という感覚で受け入れることができます。
相手の良いところを素直に認め、褒めることができる
自己肯定感の高い人は、相手との関係を勝ち負けで考えていません。そもそも「勝てば価値があって、負けたら価値がない」などと思っていませんので、相手と自分の違いを素直に受け入れることができます。
自分のことが分かっているので、相手の良いところを見つけることも上手です。良いところを見つけると、素直に言葉に出すことができます。
つながりを大切にできる
自己肯定感の高い人は、物理的な距離で、心の距離を推し量ることをしませんから、物理的な距離が遠くても、心は繋がっていると思っています。
会えなくても、連絡がとれなくても、不安に駆られることはなく、相手のことを思いやり、大切にできますので、ステキな人間関係に恵まれやすいです。
やりたいことや夢がある
自己肯定感の高い人は、自分の気持ちや感覚をありのままに認識できて、大切にできる方です。
私は、どんな風に考えて、どんな風に感じているのか、自分の気持ちや感覚に敏感です。何を楽しいと感じるのか、何にワクワクするのか、自分の興味のあるものがわかっています。
しかも他人の評価が気になりませんから、行動にブレーキがかかりません。興味のあるものに対して素直に行動に移すことができます。常にワクワクのアンテナを張り巡らし、やりたいことが見つかれば、どんどんチャレンジします。
失敗を恐れない
自己肯定感の高い人は、失敗することを1つの経験として捉えています。失敗しても「この方法では上手くいかないという結果を得た」と受け止めますので、「失敗したことを恥ずかしい」とか「成功しないと意味がない」などと考えません。
当然ながら、失敗したことで、自分を責めることや自分の存在価値を否定することもありません。こうなったらいいな、くらいの感覚を大切にしていて、上手くいかなくても柔軟に方向転換することができます。
自己肯定感の高い人は、「私は私のままでいい」「あなたもあなたのままでいい」と思っています。
相手との心のつながりを大切にし、相手の良いところは素直に褒めますので、ステキな人間関係に恵まれます。
また、自分の興味のあるものを見つけるとチャレンジでき、目的達成にむけて進むことができます。
そう、まさに、
- 幸せいっぱいな人
- 人生を楽しんでいる人
- 夢を叶えられる人
そんな表現がぴったりですね。
このような自己肯定感が高い人と一緒にいると、周りにいる人もHappyな気持ちになれますね^^
自己肯定感が低い人の特徴
それでは一方で、自己肯定感の低い人にはどんな特徴があるのか、見てみましょう。
ちなみに、どれも以前の私です^^;
自分を責めてしまう
これ、以前の私はよくやっていました…。
もともと自分自身を素直に評価できないので、他人からの目線で自分を評価したり、他人からの評価によって自分の価値を見出そうとしてしまいます。
上手くいかないことがあったとき「こんなことも出来ない私はダメだわ」と自分を責めてしまいます。さらには、自分を攻めてしまった自分を許せなくて、ますます自己嫌悪になる負のスパイラルに陥ってしまうこともあります(汗)。
自己開示ができない
はい、以前の私はできませんでした…。
心のどこかで「私のことを知ってもらったところで、みんな私のことなんで興味も関心もない」と無意識に思っていました。
「自分に価値がある」なんて、とても思えていなかったので、自分の話をする=自分のダメな部分を公表する、と勘違いしていて、自分の話をすることに不安や苦痛を感じていました。人間関係を築くことがとっても苦手でしたね。
一緒にいないと不安
えっ、普通のことじゃない?と聞こえてきそうですが、離れていることに大きな不安を感じる場合は、自己肯定感の低さによるものかもしれません。
こういう方は、相手との物理的な距離をそのまま心の距離と勘違いしがちです。いつも一緒に居ないと不安だし、常に連絡がとれていることに安心を感じます。相手が自分から離れていくのでは、という不安を抱えているので、相手を束縛することも。
また、一緒にいたいと思っていても、断られることが怖くて本音を言えず、相手が察してくれることを期待してしまうことも。ですが、ちゃんと相手に伝えていないので、思いどおりになることはありません。相手の期待外れの言動に、ケンカに発展してしまうことも。。。(私の経験談です..^^;)
我慢してしまう
自己肯定感が低い人は、無意識のうちに、相手に嫌われることを恐れ、我慢してしまいます。それは、相手の評価=自分の価値と思い込んでいるからです。我慢することで相手からの評価を保とうとしているのです。
例えば、好きでもない相手や興味のない内容のお誘いを断ることができないことって、ありますよね?お誘いを断ることができないままでいると、「嫌い」とか「興味がない」という自分の気持ちに蓋をすることになります。
こうなると、自分が何を楽しいと感じるのか、何にワクワクするのか、自分の興味があるものが何なのか、わからなくなってしまいますので、我慢もほどほどで。。。^^;
チャレンジできない
自己肯定感が低い人はチャレンジを恐れます。私自身も「チャレンジ」という言葉を聞くだけで、無言のプレッシャーを感じていました。失敗することは恥ずかしいことだと思っていましたから、失敗することを極端に恐れていました。
失敗した→私の存在そのものが否定された、と受け止めていましたから、「失敗した私は、存在する価値がない」とさえ思っていました。
いやぁ、辛いですよね..。でもね、意外と他人は、私が失敗したことを覚えていないんですよね(笑)。
自己肯定感が低い人は、他人からの評価で自分の価値を見出そうとします。
ですので、他人からの評価をとても気にします。
- 自己嫌悪になりやすい
- 自分の話をすることに不安や苦痛を感じやすい
- 相手を束縛してしまう
- 相手に嫌われるのが怖い
- 失敗することが怖い
あ~私、当てはまっちゃうわぁ。。。と思われるかもしれませんが、心配ご無用。自己肯定感が低い思考のクセがあるだけですので、「よし、変わろう!」と思ったこの瞬間から変えていくことができますよ^^
自己肯定感を高めるための考え方
それでは、続いては、自己肯定感を高めるための考え方を紹介していきましょう!(お待たせしました!)
自己肯定感は「思考のクセを知り、変えていく」ことで高めていくことができます。
何か難しいことをマスターする必要もありませんので、是非皆さんも下記の内容を試してどんどん自己肯定感を高めてください^^
自己肯定感が高い人の考え方を知る
自己肯定感を高める方法をお伝えする上で、まずはじめに紹介したいのが「自己肯定感が高い人の考え方を知る」ということ。
「知る」ためには「触れる」のが一番!
人は環境に大きな影響を受けますので、自己肯定感が高い人と一緒に過ごす機会を増やすことをおすすめします。
まずは、ご自分の周りで自己肯定感の高い人を探してみましょう。
見つかりませんか? 必ず居ますよ。「居る居る」と思って探してみてくださいね!
見つけたら、その人になったつもりで生活してみることをおすすめします。ぜひ、なりきってみてください^^
「自己肯定感が高い人ってどんな人だっけ?」と思った人は、前項の『自己肯定感が高い人の特徴』を再度チェックしてください♩
ネガティブ、マイナス思考でもOK
続いて、お伝えしたい自己肯定感を高める方法は「ネガティブ・マイナス思考でもOK」という考え方を取り入れるということ。
「ポジティブ思考になりましょう!」ってよく耳にしますね。
「それができないから苦しいのよ!」って聞こえてきそうですが。。。
ポジティブが正解、ネガティブは間違い、なんてことはありません。ネガティブな感情やマイナスの思考は、私たちを危険から守る大事な反応です。
むしろ、その思考のおかげで今まで無事に過ごせてきています。そう考えると感謝の気持ちさえ感じられますよね。
マイナスな思考もネガティブ感情も誰もが持っている大切な一部です。(どんなにポジティブな人もネガティブな感情は持ち合わせています)
ネガティブな感情の自分も自分の中の一部である、と受け入れることができたら、既に自己肯定感は高まっています^^
- 悲しい時には「悲しいんだね」
- 怒りを感じた時には「怒っているんだね」
と、ただ受け入れてみてください。ネガティブな発言をしてしまっても大丈夫。「今の発言は取り消します」って言うと、取り消してもらえますよ^^
完璧でなくてもOK
続いて、お伝えしたい自己肯定感を高める方法は「完璧主義をやめる」ということ。
「完璧であることに価値がある」という思考は、自分勝手な思い込みであることに気づきましょう。
これまで育ってきた環境のなかで、上手に出来たことがあるとご両親は褒めてくれましたね?
兄弟と比較されたり、友人と比較されたりして、自分に出来ない部分があると「もっと頑張りなさい」と言われたかもしれません。
このような経験から「もっと頑張らないと、私は愛してもらえない」と勝手に思ってきただけのことです。
「完璧ではなくていいんです」完璧な人なんてこの世の中にいませんので。
完璧ではない自分も自分の中の一部である、と受け入れることができたら、既に自己肯定感は高まっています^^
あなたは、完璧でなくても、無理して頑張らなくても、そのままで十分愛される存在です。
みんな完璧ではない
続いては、先ほどの「完璧主義をやめる」と近いのですが、「みんな(自分以外の人)も完璧な人ではない」という考え方を取り入れるということ。
「完璧な人はいない」と分かっていても、みんなが完璧に見えてしまいますね。
うん、うん、わかります。隣の芝生は青く見えるし、隣の庭に咲く花は色鮮やかに見えるものです。でも、それでいいんです。
白か黒か、〇か×か、はっきりさせないといけないと思っている人、多いですよね?
自己肯定感の高い人は、どちらでも良いと思っています。グレーでも良いし、△でもいいのです。
あなたが完璧でなくてもOKなように、あなたの家族・恋人・友達も誰もが完璧じゃないし、完璧じゃなくてOKです。みんな良いところもダメなところもあります。大切なのは「みんな完璧じゃない」と知ること。みんな愛される存在なのです。
2:8の法則がある
続いて、お伝えしたい自己肯定感を高める方法は、自分の周りの人間関係には「2:8の法則」があるということを知るということ。
あなたの周りに10人の人がいるとしたら
- 2人は、あなたのことが好き
- 6人は、あなたのことをあまり気にしていない
- 2人は、あなたのことが嫌い
なのだそう。
つまり、8割の人は、あなたに関心を持っていないということです。
ですので、あなたに関心がない8割の人に対して、相手の機嫌を伺い、無理をして、嫌われないように自分を押し殺すのって、バカらしく感じませんか?
一方で、あなたに好意を抱いている人が2割もいるのです。そのままのあなたを愛してくれる人が2割もいるのですよ。
自分を大事にしてくれる人を大事にしましょう!
自分の気持ちを尊重する
自己肯定感を高める上ではこれも大事です!「自分の気持ちを尊重する」。
自分の気持ちって、分かっているようで、分かっていなかったりして。。。
自分の気持ちがわからない人は、まず自分に素直になってみてください。
- 何かに、怒ってるかもしれないし
- 何かに、悲しいって思ってるかもしれないし
- 何かに、さみしいって思ってるかもしれないし
- 何かに、嬉しいって思ってるかもしれないし
どんな感情でも、ポジティブでもネガティブでも、自分が感じている素直な大切な気持ち。
自分の気持ちを知ることが怖い!と思ってしまうこともあるかもしれません。
どんなことを感じている私でも、どんなことを思っている私でも、全部の私を受け入れると覚悟を決めましょう。
もし、自分が好きではない一面が顔を出し、自分を責めそうになっても、「これも私」と言ってみましょう。
そうすると、自分がどうしたいのか、少しずつ意識できるようになります。
自分の気持ちが分かるようになったら、自分の気持ちに素直に従ってみましょう。
優先するのは、他人の気持ちではなく、自分の気持ちですよ。
嫌いな人と距離をとる
自己肯定感を高める上で、これはすごくおすすめです!「嫌いな人と距離をとる」。
嫌いな人、苦手な人、合わない人って、誰にでもいますよね?
そのような人と無理してつきあっていませんか?
ご自分の気持ちに正直になりましょう。
「嫌いだ」と感じることは悪いことではありません。そして、嫌いな人と距離をおくことは「逃げること」でも「負けること」でもありません。
自分と合わない環境を、合う環境にする、ただそれだけのことです^^
自分の機嫌をとってあげられるのは、自分だけですので、無理して嫌いな人と一緒にいるのはやめましょう!
先ほどもお伝えしましたが、あなたを大切に思ってくれる人は2割もいるのですから^^
肯定的に受け止めてくれる人と一緒にいる
先ほどの「嫌いな人と距離をとる」の逆バージョンです。「肯定的に受け止めてくれる人と一緒にいる」これもおすすめです。
私たちは、一緒に過ごす人の影響を、知らず知らずのうちに受けています。
あなたがどんな話をしても、聞いてくれて、あなたがどんな感情を出しても、優しく受け止めてくれる、そのように肯定的に受け止めてくれる人と過ごす時間を増やしていきましょう。
そうすることで、あなた自身が、肯定的に受け止める人に変わっていくでしょう。
また、ポジティブなメッセージをくれる人、あなたのことを褒めてくれる人と過ごすことで、ポジティブな考え方が身についたり、自分を褒めたり認めたりすることができるようになります。
心理学を学んでる方やカウンセラー、スピリチュアルコーディネーターの方と一緒にいることもおすすめです!心の勉強を既にされてる方たちはあなたを肯定的に受け止めてくれます^^
肯定的な意見はチャンス!受け入れよう
ちょっと細かいですが、この視点も大切です^^「周りからの肯定的な意見を受け入れる」。
あなたには、こんな経験がありませんか?
新しい髪型に変えたとき、「とっても似合ってる、素敵ね!」と言われて、恥ずかしさからか「そんなことないよ」ってつい言ってしまったこと。
ここまでお読み頂いてる皆さんでしたらお気づきかもしれませんが、これは、褒められたのに、「そんな褒められるような私じゃないし」って、自分で自分のことを否定しているのです。
自分の発した言葉は、振動し、エネルギーとなって、相手にも自分自身にも伝わります。ですから、肯定的な言葉を使って、素直に「ありがとう」と受け入れましょう!気持ちが豊かになりますよ^^
自己肯定感を高める方法 まとめ
- ネガティブを感じたりやマイナスな思考があってもいいんです。
- ポジティブになろうと無理をしなくても大丈夫です。
- ポジティブな私もネガティブな私も、全部、私の一部なのですから。
「完璧であることに価値がある」という思考は、自分勝手な思い込みであることに気づきましょう。完璧な人はいませんから。完璧を求めるとプレッシャーで苦しくなるだけです。
あなたの周りにいる8割の人は、あなたに関心がありません。ですから、相手の機嫌を伺い、無理をして、嫌われないように自分を押し殺す必要などありません。
優先するのは、他人の気持ちではなく、自分の気持ちです。嫌いな人や苦手な人とは、距離をおきましょう。
どんなあなたでも、話を聞き、優しく受け止めてくれる人と過ごす時間を増やしていきましょう。
なりたい自分になるための5ステップ
自己肯定感を高める方法がわかったら、なんかワクワクしてきませんか?
- これは好き、これは嫌い
- これがやりたい、これはやりたくない
- それをされると悲しい、嬉しい..など
少しずつ自分の心の声が聞こえるようになっていると思います。
よくわからなかった自分の気持ちが、今は、少しずつ、でもはっきりと感じられるようになっているのではないでしょうか?
さぁ、勇気をだして、理想とする自分の道を進んでみましょう!
この項目では「なりたい自分になるための5ステップ」について解説していきますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
1.なりたい自分を書き出す
まずは、「こうなれたらいいな♩」と思う「なりたい自分」を紙に書き出してみましょう!
あなたの心は、自由です。誰にも覗き見られることもありません。何を感じようと、何を考えようと、誰にも責められることはありません。完全に自由なのです。
さぁ、あなたは、どんな自分になりたいですか?
さっそく、紙に書き出してみましょう!
例えば、私の場合だと、
「華のあるキラキラした人になりたい」と思っています。
しかし、これだけでは漠然としていますので、もっと具体的に書いてみます。
どんな人を「華のあるキラキラした人」って感じるのか?
▼
- 大勢の中にいても人目を惹く人
- 街ですれ違ったとき、素敵だなって、思わず振り返ってみてしまう人
▼
私が思わず振り返ってみてしまう人、惹かれる人って、どんな人かしら?
▼
- 華やかな明るい衣装
- 立ち姿がスッとしていて美しい
- 笑顔がステキでよく笑っている
こんな具合です^^
まとめると、
私は「華やかな明るい衣装を身にまとい、立ち姿がスッとしていて美しく、笑顔がステキでよく笑っている、そのような華のあるキラキラした人」になりたい。
このようになります。
2.今の自分を知る
続いて、なりたい自分が書き出せたら、今の自分が手にしているものと無いものを書き出してみましょう。
- なりたい自分になるためには、
何を持っていて、何が足りませんか? - なりたい自分になるためには、
何ができていて、何ができていませんか? - なりたい自分になるためには、
何が準備できていて、どんな準備ができていないでしょうか?
先ほどの私の場合ですと、
華やかな明るい衣装
持っていない。
服は、黒・紺・グレーばっかり。
そういえば、アクセサリーも付けないし、バッグや靴も黒が多い。
スッとした美しい立ち姿
まず、鏡で自分の姿勢をチェックします。
ん~、猫背かしら。
スッとしているというより、ドテッとしている感じ。でも、安定感は抜群ね。
笑顔がステキでよく笑っている
これは、自信がある。よく笑うし、お友だちにも笑顔がステキって言われます^^
と、こうなります。
3.なりたい自分になるために何をすればよいか書き出す
続いては、なりたい自分になるために何をすればよいか書き出します。
なりたい自分になるために、今 何が足りていないのか わかりましたね。
では、その足りないものは、どうやったら手に入るでしょうか?
大丈夫、どんなものでも手に入れられると思ってくださいね。
神様は、どんなものでも意外なカタチであなたのもとに届けてくれますよ。
私の場合ですと、
華やかな明るい衣装
まず、お金がかからず即できることって何かしら?
そうだわ、持っているアクセサリーを付けることからやってみよう。
つぎにお洋服を買うときには、花柄のものや明るい色を試してみよう。
スッとした美しい立ち姿
毎日できる簡単なストレッチとか体操とか、調べて試してみよう。
そういえば、過去にもトライして続かなかったな。。。
どうして続かなかったんだろう?
そっか、けっこうハードな内容だったのが原因ね。
今回は続けられるように、軽めのメニューからスタートしてみよう。
そもそも立ち姿の美しい人は、どんなことを心掛けているのかしら?調べてみよう。
こんな感じです。ワクワクしてきますね^^
4.できることから始める
そして続いては「できることから始める」です。
「できることから」がポイントです^^
なりたい自分になるために、今足りていないものを、どうやって準備したらよいのか、何から始めたらよいのか、わかりましたね。
つぎは行動です。
ポイントは「今の私に出来ることから」です。
よくありがちなのは「いきなり全てを叶えよう」と思って、それが重荷になって、挫折してしまう人がいます。
大切なのは、「いきなり全て」ではなく「できることから」やるということです。
これは、怪我をした時の「リハビリ」によく似ています。
怪我をして動けなくなった身体で、いきなりランニングをしようと思ってもできないですよね?
まずは、お金をかけず、時間をかけず、私を大きく変えずにできることから、始めてみましょう。
「華やかな明るい衣装」だったら、持っているアクセサリーを付けるだけです。そう、出かける前に、意識して、実際にアクセサリーを付けます。
「スッとした美しい立ち姿」だったら、毎日、5分程度の簡単なストレッチーからスタートさせます。
いつやるか、朝なのか、お風呂上りなのか、を決めておくと良いですね。それも難しそうであれば、毎日、鏡で立ち姿をチェックすることから始めてもいいですね。
こんな簡単なことで、私は「華のあるキラキラした人」に一歩ずつ近づいていくのです。
「華のあるキラキラした人になった私」を想像して、ちょっと恥ずかしかったり、変身した私をみて周りはどんな反応をするのだろうって思ったりします。
ときには、変わることが怖いって感じるかもしれませんね。
ですが、あなたには、あなたという最高の応援団がいます。
急がなくても、ゆっくりでも、大丈夫ですよ。
さぁ、勇気をだして、進んでみましょう。
5.大切なことは「できた自分」を認めてあげること
さて、4までができたら、できた自分を認めてあげましょう。
私たちは、無いものや出来ないことにフォーカスする思考のクセがあります。
すべてが順調に進むと、飽きてしまうのです。
甘いものを食べていると、辛い物が欲しくなることと同じで、物語を面白くするには、ドキドキ・ハラハラな場面も必要となります。
自分の人生を面白くするために、ダメな部分を見つけて、凹んで、そうやって、楽しんでいるのです。
ですが、凹んでばかりでは楽しくありませんね。
自分の出来ているところを褒めてあげましょう。
そうすると、何倍も楽しくなって、自己実現がどんどん加速していきますよ。
5ステップを続けると、理想の自分に近づく
以上、なりたい自分になるための5ステップでした。
行動したら、是非 行動できている自分を褒めてあげてくださいね^^
大きなことを成し遂げている人も、
最初は小さな一歩からですので。
また、例え ちい〜〜さな一歩だとしても「進んでいる自分」を感じれたら、一歩一歩が楽しくなってきますよ^^
是非、楽しみながら、なりたい自分に向かって進んでみてください。
もしも、進む道が分からなくなったら、「なりたい自分になるための5ステップ」を再度行ってみてくださいね。
これを続けていくことで、気づけば理想に近づいていますので^^
わかりやすいように、参考例として「華のあるキラキラした人になりたい」という例を挙げましたが、この5ステップは 容姿や在り方 だけでなく、仕事や恋愛など人生の様々な面で活用することができます。
- 仕事面で、どうなりたいですか?
- 恋愛面で、どうなりたいですか?
なりたい自分になるための5ステップを使って、できることから理想を叶えてみてください^^
まとめ
長文、お疲れ様でした^^
以上、【自己肯定感】についての記事でしたが、いかがでしたか?
未来が少しワクワクしてきましたか?
このように自己肯定感は、誰でも高めることができます。
要は、その方法を知っているか、いないかだけなのです。
とはいえ、自己肯定感は、誰でも高くなったり、低くなったりするものですから、あまり一喜一憂せず「これも私」と思いながら、リラックスして過ごしてみてくださいね。
あなたが、自己肯定感を高めて、なりたい自分にどんどん近づいていることをワクワクしながら応援しております。
以上、「みこ」がお届けしました。
お読み頂き、ありがとうございました^^
みこさん
ありがとうございました!
とてもわかりやすく、いつの間にか「わかる〜!そうそう!」と、入り込んでました。
少しずつ、私も変われそうな気がします!